スバックの保存
INDONESIA TODAY

スバックの保存 今度の 1月に、バリ島で 世界文化 フォーラム が主催される 予定です。これは、これから バリ島が 文化圏における 会議や 研究の 中心となれるように ねらったものです。1月19日(土)、ウダヤナ大学の 学長 Bakta氏 は バリ島では 文化に 関する 様々な研究をする 組織の 設立を 奨励し、設備の提供、多くの 国際フォーラムの 開催を 提案する事も できる と発言した。“Many things can be raised because the essence of Balinese life is culture” だそうである。

スバック

スバック、水灌漑システム、スサックバリスバックは バリの 非常に 重要な 文化の 1つです。( スバック という言葉は バリ島の 農業に 関係しています)ユネスコの世界文化遺産 に認定された 今後、スバックは 以前よりも 注目 されるようになるでしょう。しかし、各地域の スバックの 存続は 懸念されています。スバック の存続は 農家の減少により 売り渡された 土地が 住居等の 建築用途として 使われ始めていることで 既に 脅かされており、整然と並ぶ コンクリートに 取って代わられています。

バリの経済発展は スバックに 支えられていると言っても 過言ではないでしょう。
文化の 観光地として 知られる バリでは、スバックの存続による 景観美と 観光は 切り離せないからです。バリの 未来を 脅かさないよう、各々の地区で スバックの保存 、存続する事を 考え 実施していくべきではないでしょうか。

今回 ユネスコの文化遺産 に 登録されたのは ‘ Tri Hita Karana  / トリヒタカラナ ’という バリ
・ヒンドゥー教 哲学 を表現した バリ島伝統の 水利システム 「 スバック(Subak)」によって 維持されている、タマン・アユン寺院を含む 19,500ヘクタール に及ぶ 5つの 棚田地域 です。 登録されたのは 以下の 地域です。

水灌漑システム, サック、サックバリ・バトゥール湖 :キンタマニー高原とバトゥール火山はバリ島内で人気な観光スポット。バリ島へ訪れた客国が一度でも足をのばして涼しいところへキンタマニーとバトゥール火山への遊びに行ってます。

・ウルン・ダヌ・バトゥール寺院 :キンタマニー高原からシンガラジャ方面へ向かって、大きなバリヒンドゥー教ウルンダダヌ・バトゥール寺院が建つ、お寺の中にヒンドゥー教と仏教のお寺があります。

・ぺクサリン川流域のスバック(棚田)の景観 :バリ島中での流れの一番長い川、ウブド地区をとってカウリサン川と名前が付けた。

・バトゥカウ山保護地域スバック(棚田)の景観 :タナバン県にあるバリ島中で2番目の高さのある山。古い時代から建つヒンドゥー教のお寺、バトゥカウ寺院と呼ばれた10分ほど離れ広い田圃のライステラスのジャティルイも有名な観光スポットになります。

・タマン・アユン寺院:バドゥン県のメングイに建つ大様のバリヒンドゥー教お寺。ベドゥグール観光行く途中に行ってみても面白い。

「スバック」は水路や柵で寺院に集められた水を分け合うシステムで、9世紀から継承されてきました。中でも18世紀王家の寺院、タマン・アユン寺院の景観が、最も大きく構造的にも印象的な景観です。この‘スバック/Subak ’は‘ Tri Hita Karana /トリヒタカラナ ’という バリ・ヒンドゥー教の哲学的コンセプト、即ち、神、人、自然の調和をもたらす宇宙観を反映しています。この哲学は2000年以上前にバリとインドの文化的交流から生まれ、これによってバリ島の美しい景観が形成されました。 スバックの民主的で平等な農耕手法は、人口密度が高いこの地域にあって、インドネシアの中で最も多くの実りをバリの稲作農家の人々にもたらし続けているのです。

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