ジャカルタ首都に洪水
INDONESIA TODAY
ジャカルタ首都に洪水 2週間ほど前、インドネシア共和国の 首都 ジャカルタは 豪雨により 大規模な 洪水 に見舞われた。洪水による 浸水被害は 深刻で 大統領府 でさえも 浸水した。毎年のように 洪水の 被害はあるが、過去 15年の内で 最大のもの となっている。数年前に タイ で起きた 洪水と 同じような 状況になりつつある。
洪水により下記のような影響、被害も出ている
・ムアラゴンボン地区の約300人が痒みを持つ
西ジャワ州ブカシ県の警察はムアラゲンボン郡の河口沿岸に住む約300人が洪水の汚染水 により発疹や呼吸器感染に苦しんでいるとの文書を出した。1月20日以後警察が配置した 無料処置所には直ちに治療を必要とするような近隣住民数百人が押し寄せている。現在の洪 水による被害の状況ではムアラゲンボン地区の住民が医療機関へ出向き治療を受けるのは、 困難である。 無料処置所を訪れている数百人の患者はチタラム川の泥により汚染水が原因で下痢も発症している。健康相談所を開くと共に、洪水被害者住民とボランティアを対象とした食堂を設置し、インスタントラーメンが無料で配られています。
ワラジャティ地区洪水被災者への要衛生管理
南ジャカルタ地区パンチョランワラジャティでは7つの町内会をとりまとめる会長ブディ氏は“約300世帯の洪水被災が出ており、今のところ食物は十分に確保が出来ているが清掃、片付けをするためのゴム長靴、バケツ、清掃用具、防腐剤が必要であり、清潔で安全な水の供給のための器械も必要である”と訴えた。
インドネシア国家災害対策庁(BNPB)によると、南ジャカルタ、パンチョラン地区ワラジャティにある避難所には3つの地区と8つの集落から605世帯2412人が避難している。
プンジャリンガン市区は未だゴミの山
地方衛生省は3日に渡り大凡100台のゴミ収集車を走らせているにもかかわらず、北ジャカルタ、プンジャリンガン地区にゴミの堆積が認められた。プンジャリンガンはゴミで溢れているのである。しかしながら、1月27日に多くの人と軍隊が清掃を行ったかいもあり以前のように少しづつキレイな道路になりつつある。 それでもカリバクティ、ゲドン通り、ムアラバル周辺の居住区では未だゴミの山が溢れている。
一部の住民は、汚物によっ て発生した 悪臭に 不満の 声 をつのらせている。“衛生省の 支援を 要請する 今日まで 対策が 取られていない。我々の 地域は 水 の引きが悪く、生ゴミ や汚物により 不潔な 状況です。やっと、数台の 消防車が 水の吸水作業に かかっています。”と 未だ 床下浸水中の 家の主婦、スミラーさん は語った。 しかし、吸水をしても 海からの水が 排水口を通って 各家庭に 逆流をしてしまうため、目に見える 効果が 出ていない。先日の 日曜日の朝、ジャカルタ 中心区の ジョコ知事は アラムバルを 視察し 地方衛生省の仕事は この地区に 集中して 行っており、3日間 で北ジャカルタでは 100台 もの トラック が 毎日作業している。衛生省の 職員も ムアラバルに加え、プンジャリンガン、プルイット地区への 支援活動を 行っている と述べた。
今までのところ、首都から 約5、000トン の廃棄物が 処理されたとの 声明が 衛生省長官 の ウヌ氏 より出された。サブゴールデンゲートは 1月17日 の大洪水で 被害の大きかった 場所 の1つで、この地域では 約5、000人 が洪水による プルイットダムの 損壊のために 未だ 避難を 強いられている。
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